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2008年2月定例市議会 |
議案第80号 (1) (2) (3) |
広尾防災公園雨水貯留槽等整備工事請負変更契約について 雨水貯留槽等整備工事について変更の内容を具体的にお答えください 請負代金額481,005,000円のうち、増額になった額とその具体的内容について 今回の変更により将来的には腐敗等、地質・環境等に影響があると考えられるが、設計変更や工期の遅れは出ないのか? |
【質疑要旨】 | 議案第80号 広尾防災公園雨水貯留槽等整備工事請負変更契約について、この議案は市川市広尾 2丁目36番地外で行われております広尾防災公園雨水貯留槽等整備工事の請負変更契約について市議会の議決を求めるものでございますが、今回の変更の内容について今までの経緯を含めて具体的にお答えください。 二点目として今回の請負代金額は4億8千百万5千円となっておりますが、そのうち増額になった金額とその内訳を具体的にお示しください。次に地盤沈下が見られたとのことでしたが、より具体的に数値をあげてどの程度沈下が見られたのか、お答えください。 次に、近隣の方からも要望があったが、どのような話し合い、またご意見があったのかお答えください。また今回残存する 283 枚の矢板の素材は三番瀬の護岸のものと一緒ですか? 次に、今回の変更により、将来的に腐敗などにより、地質、環境等に影響があると考えられますが、設計変更や工期の遅れがでないのでしょうか?お答えください。 |
【答弁要旨】 | 雨水貯留槽等整備工事についての変更内容について、広尾防災公園整備事業の概要は3.7ヘクタールの雨水排水調整を行うために2ヶ所の貯留槽と耐震性の防火水槽2ヶ所を設置する工事である。この工事は地下深くこうじをする事から事前にボーリング調査を行った結果、仮設の鋼矢板土留めによる止水工法とした。しかし、地盤沈下が発生したことから関係機関、近隣住民と話し合いをし、その結果、一部鋼矢板を残置することになり、請負金額の変更が生じた。沈下の具体的な数値は最大93㎜で以後は変位は安定している。住民との話し合いの内容については、マンション理事会に対し、19年12月16日に沈下や今後の公園計画について説明した。理事会からは、説明や補償について質問があった。その中で、早期開園を望むが、マンション施設、特に昇降式駐車場への影響の心配から、鋼矢板残置の強い要望があり、また再度他の理事からも強い要望があった。増額になった額と内容については、額については差額が34,786,500円。内容は①鋼矢板残置分283枚の代金②残置する矢板上部1.3m 分の切断除去工事の増加③撤去すべき鉱さい量の増加、騒音振動を和らげる 機械の変更による増④地下水の排水処理と近接住宅などの防じん対策の散水作業、防護用シートの増。また減額要因として①矢板 283 枚引き抜きの手間の減②矢板 283枚の代金弁償をするため、設計で見ていた賃料を減じるもの③矢板 283 枚の運搬費の減がある。 次に矢板については鉄製と言う事では、三番瀬のものと一緒。また、将来的には腐敗等で地質環境等に影響がないかということについて、残置は地下に埋設するため、酸化等の劣化は極めて少ないと考える。また鉄製であるため環境葉の影響はないと考えている。また工期については、今回の議案で暫定的に平成20年3月31日までとしている。ただし、20年度当初予算の中の継続費で4500万円計上しており、承認の後約2ヶ月の延長を予定している。また今後は、残置による変更や延期はない。 今後の予定としては、平成22年度開園に向けて整備を進める。 |