質疑応答 2009年12月定例市議会



   
●議案31号 
 市川市住民基本台帳カードの利用に関する条例の一部改正について
    
 (1) 導入に至る経緯とサービスの内容について
 (2) 交付できる店舗の数及び、選定の理由について
 (3) 費用対効果について
 (4) セキュリティー対策とトラブル時の対応について

 
[質疑]
(1) としてまず、導入に至った経緯とサービス内容について伺う。さらに他市に先行して導入ということであるが本市の住基カードの交付枚数、交付率、及び自動交付機による交付枚数と交付率を答弁願う。またコンビニ導入であるならば無休というのが利点と考えるが利用日時を設定した理由について伺う。
(2) としてコンビニの具体的店舗名と店舗数について、また選定理由も答弁願う。
(3)として費用対効果について交付する1枚に対していくらの経費がかかるのか。それに対してコンビニ交付での費用対効果をどのように考えているのか、比較して答弁願う。
また今後コンビニ交付での利用が普及すると自動交付機での交付が減ると考えるが、自動交付機は削減の方向ということになるのか答弁願う。
(4)としてセキュリティー対策とトラブル時の対応を伺う。
また実際にトラブルが発生した場合はコンビニエンスストアの店員が対応することになるのか答弁願う。

 [応答]
(1) として平成18年度に実施して市民アンケートをもとに前市長が国の委員会等での発言が発端となり、総務省が事務局の「コンビニ交付検討会」において住民票の写しと印鑑登録証明書の2種類に限定してシステム整備をしてきた。その後関係者の意見交換会を経て平成22年2月2日から実施となった。

(2) として平成22年2月2日から市川市、三鷹市、渋谷区のセブンイレブン各2店舗、計6店舗からサービス開始。3月中には関東圏で、5月中には全国の店舗で交付できるように、段階的に拡大予定。

(3)として自動交付機での1枚に対しての経費は約2000円程度、それに対してコンビニ交付は500円程度である。自動交付機については利用状況を把握した上で削減していく。6台削減予定。

(4)としてセキュリティー対策については4点あげられる。1点目は、データ通信上の対策、2点目はシステム上の対策、3点目は証明書等の交付に際しての保護対策、4点目として各種サーバ及び通信機器、キオスク端末等にはパスワードによるロックがかけられ、権限あるもの以外は操作、アクセスができない対策が採られている。また、実際のトラブル例として多いのが住基カード取り忘れが考えられるが、住基カード認証後、取り外さない限り、次の画面に次画面に進まないようになっている。また、証明書を取り忘れの対応として音声および画面により注意を促す仕組みを講じている。


 
 ●議案32・32号   市川市都市公園条例の一部改正について
  市川市使用料条例の一部改正について
  (1) 駐車台数と利用すると見込まれる対象者について
  (2) 利用できる時間の制限について
[質疑]
(1)として駐車台数と利用対象者の範囲と人数算定根拠を伺う。
(2)として利用時間帯はどうお考えか。
さらに、近隣の福祉施設や消防施設とうの利用者についての利用の考え方を路上駐車対策を含めて答弁願う。

[応答]
(1) として駐車台数は計画同時利用者数に対する都市公園利用実態調査による地区公園の平均自動車利用状況から算出した結果、41台。このうち障害者用スペースは2台確保。駐車場利用の見込み対象者は、あくまで、公園利用者のみ。ただし、災害時や緊急時には駐車場や園路は大型車両の通過や作業ができる設計となっている。

(2) として利用時間。公園は一般的な公園で防災上は一時避難場所である。公園内はいつでも入ることはできるが、公園の駐車場は8時45分から17時15分まで、(夏季期間6月1日から9月30日は8時45分から19時15分)とした。これについては17年度の計画策定時から近隣自治会や工業会の方々と検討を重ねてきた。特に夜間の駐車場利用について防犯対策が大きな問題として提起された。このような経緯を踏まえ、設定した利用時間である。
また、近隣の施設利用者の利用については、公園の駐車場については都市公園法に基づき、公園利用者の便宜に供するものとして設置している。隣接の施設については事前協議の段階から公園駐車場を民間施設の利用者が利用しないようにお願いをしている。また隣接の施設はそれぞれに専用の駐車スペースを確保していると聞く。




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