行徳臨海部特別委員会による現地視察報告 |
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平成23年8月9日午後1時20分より、行徳臨海部特別委員会が開かれ、所管の地域について、現地視察を行いました。
参加したのは委員8名、議会事務局から2名、危機管理監、行徳支所長、次長、臨海整備課長、地域コミュニティゾーン整備担当室長。
視察場所は (1)地域コミュニティゾーン整備事業
(2)塩浜1丁目護岸
(3)市川漁港整備
(4)塩浜2丁目護岸
(5)塩浜地区整備事業
(6)道路復旧(ハイタウン塩浜周辺道路)
(7)行徳近郊緑地
の7箇所 |
(1) 地域コミュニティゾーン整備事業
今回視察したのは、今年度工事予定場所と、現在2箇所となっている未買収地の方向性、6月議会 補正で予算措置をしたコミュニティゾーン内の水路の整備箇所等、市当局の説明を受けた。 |
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コミュニティゾーン入口 |
6月議会補正で予算処置をした水路 |
(2) 塩浜一丁目護岸
約600メートルある、塩浜1丁目護岸については、市が支援を行いながら県が主体となって整備を行うこととなっており、平成21年度より実施。平成25年完成をめざしている。平成23年度は延長300メートルに捨石、陸側に約100メートルのH鋼杭を打つ予定。市は600メートルの捨石を来年平成24年8月までに終わらせたい旨、県に要望を出している。 |
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塩浜一丁目護岸陸側 |
海側の捨石 |
(3)市川漁港整備
市川漁港については整備後40年が経過しており、老朽化が著しいことから新たに整備する計画が検討されている。23年度も国との協議をはじめ、調整を行うことと、3.11の震災の影響で防波堤の傾きや漁港施設にも影響があったため、復旧工事を実施する説明を受けた。 |
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市川漁港の傾いた防波堤 |
影響を受けた施設 |
(4) 塩浜2丁目護岸
整備事業は県事業で平成18年度から行っており、平成25年度の完成をめざしている。平成23年度は約480メートルの区間に被覆石を設置すること、海側陸側共自然再生への取り組みなど行うこととしている。 |
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塩浜2丁目護岸整備 |
被覆石を設置 |
(5)塩浜地区整備事業
ここについては平成23年度事業認可の予定でいたが半年程度遅れている。それに伴いヤード用地の野球場や駐輪場について12月末までの使用としていたが半年の遅れを考慮し供用期間を知らせていくとのことである。 |
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塩浜地区整備事業地 |
(6)道路復旧(ハイタウン塩浜周辺道路)
ハイタウン塩浜周辺道路については3.11の震災の影響で沈下や液状化等により、復旧工事が必要となった箇所が敷地内を含め大きく4箇所あり、その区間を歩いて視察調査を行った。 |
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沈下した入り口付近 |
(7)行徳近郊緑地
行徳近郊緑地整備事業については「市民に親しまれる水辺の環境改善と観察施設の整備、景観整備等を進めること」とし、整備を進めてきている。
この地域は特別保全地区となっていることから、整備の程度については課題があることも考えられるが、市としては23年度も緑地内の草刈、密生している樹木の伐採などを行い、自然環境を維持していくこととしている。 |
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行徳近郊緑地入り口 |
散策路の奥にある観察スポット |
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